ホーマの重要な意義（ワンネス寺院（南インド）ホーマ解説より）

記録に残されている時代の多くの古代文化では、個人や集団の内的及び外的変容を促す
媒介として火を扱う儀式がとり行われてきました。

人生における健康、富、障害の排除、人間関係を魅力的なものに改善すること、スピリチュアルな覚醒することなどに対して、これら火の儀式は古代の賢人たちにはよく知られた技術でありました。

世界の多くの地域では、これらの火の儀式は、現在でもなお秘儀としてとり行われ、
参加者の人生を大きく変えることに貢献しています。

インドでは、これら火の儀式は「ハバン」か「ホーマ」として知られています。

これら２つの言葉はサンスクリット語をルートに持っており、奉納するという意味を持っています。
祈りの方法として火の使用は時代を超えていろんな文化に見ることができます。

ハバンにおいては、火は個人の祈りや祈願を神々の王国（高位の意識世界）へ届けるための伝達ツールとして使用されます。

そして、浄化の道具としても使用され、人生上の不要な障害やエネルギーの障害物を焼き尽くす意味も持っています。

ホーマの儀式の最中、神々のディヴァイン・エネルギーは参加者たちの肉体や微細身に流れ注ぎ、彼らのネガティブ・パターン、過去の悪い条件付けや古いカルマを浄化するのです。

それに加え、ポジティブなカルマが創造され、幸福が宿る種をまき、そしてそれが育まれて、将来において外的及び内的な世界に著しい顕現が生じるようなプロセスを作りだします。

ホーマの最中、このデヴァイン・エネルギーは参加者たちを守りサポートし続け、
彼らの意識の目覚めが促進されるように援助をいたします。

参加者たちの意図や願望により、ハバンのやり方はいろいろと違ったタイプのものがあります。

それぞれのハバンは、何百年、いや何千年の実験の結果から、非常に厳格で細部にこだわった方法が確立されており、それによってとり行われます

多くの参加者たちは、ホーマの結果をすぐに体験し始めます。実際、とり行われている儀式の最中においてさえもそうなのです。

その他の結果は時間をかけて体験されますが、まずは幸福の種を儀式の中に播き、それでも数ヶ月後には幸福の果実を早々と収穫できるのです。

それは、私たちがこれらの儀式のパワーが個人及び集団において真の変容をもたらすことを時間をかけて繰り返し検証してきたからです。

これらの儀式は、人類、すべての文化や文明にとって、また我々のゴールを実現するために計り知れない貴重な助けになるものなのです。