マイケル無罪は100%予測されていた!


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マイケルの死は、星が告げていた




マイケル・ジャクソンが今月25日に亡くなりました。

まだ50歳という、早すぎる死です。

この楽趣美サイトでも、インド占星術で
マイケル・ジャクソンのチャート分析を
勝手に書かせてせてもらい、お陰でたくさんのお客さんに
来てもらい、マイケルには本当に感謝。


(マイケル・ジャクソンのジャンマ・クンダリ<出生チャート>)

ところで、50歳は今では早死にと言われる年齢ですが、
インド占星術では、50歳は短命とは言われません。

短命と言われるのは、32歳位までで、70歳位までが中位、
それ以上が長寿とされています。

基本になる出生チャート(ラシ・チャート、ジャンマ・クンダリ等と呼ばれています)
には、そのような中位の寿命を示す徴は、果たしてあったのでしょうか?




マイケル・ジャクソンの出生チャートは、中位の寿命を示している

まず、上昇星座の支配星金星が、第3室蟹座に入っています。

第3室は、アポクリマ・ハウス、ウパチャヤ・ハウスと呼ばれ凶のハウスです。

ここに吉星で上昇星座の支配星が入ることは、健康や寿命にとってマイナスです。
(逆に有害星が入るのは、大変良いと言われています)

またここは蟹座、月の支配する星座ですから、金星にとって敵の星座になり、
月も蟹座から4星座以上離れた位置にいるので、偉大な敵の部屋となります。

上昇星座の支配星が、ケンドラ・ハウス(1、4、7、10室)に入って、
しかも友人の星座や自身の星座、高揚の星座に入っていれば長寿が期待できますが、
この配置は、健康や寿命にとって良い配置ではありません。

その金星に第12室のマラカ(Killer)である否定性の強い火星から
アスペクトされていますから、寿命と健康にとっては良くありません。

また、金星には、第11室のケートゥからの5番目のアスペクトもあります。

ケートゥには病気や毒の意味があります。(このケートゥについては更に後述)

次に、出生チャート同様に重要なナヴァムシャ・チャートを見てみましょう。


(マイケル・ジャクソンのナヴァムシャチャート、9分割図)

マイケルの肉体を表し、愛の星でもある金星は、
配偶者を表す第7室山羊座に入っています。

山羊座は土星が支配する星座で、その隣の部屋に土星がいるので、
金星は偉大な友人の部屋にいる形になり、これは良い配置です。

ただ、前の部屋である第6室に火星、次の部屋第8室には土星という
2つの凶星に挟まれる形になっているので、健康や寿命にはマイナスの配置です。

また7室には、マラカ(Killer)の意味がありますので、
これも健康や寿命には否定的要素です。

金星と同じ部屋には、月がいます。

月は、本来的に感情やハートを表す星ですが、

月と金星は残念ながら相性が良くありません。(特に金星から見ると敵になります)

月はマイケルのナバムシャ・チャートの上昇星座蟹座の支配星です。

より精妙レベルのマイケル自身のボディを表しています。

ですから、月にとっても火星、土星に囲まれるのは良くありません。

また、第3室には、ラーフがいて、金星、月に5番目のアスペクトを投げかけています。

これも健康には良くありません。



上昇星座蟹座には太陽が入っています。

太陽は第2室獅子座の支配星で、活力を与える星です。

また、名誉や立身出世、寛大さ強い意思をマイケルに与えています。

ただインド占星術では、太陽は弱い凶星です。

第2室は、第7室よりマラカ(Killer)の意味が強いと言われ、
第2室の支配星は、やはり健康や寿命には良くありません。

第1室蟹座に第2室の支配星の太陽が入ると、
財運にとっては良い配置ですが、
腹部と目の病気の暗示があります。

その太陽が、第7室の月と金星にアスペクトしています。

以上の点から、マイケルの肉体及び精妙レベルのボディ、
心が大変傷つけられていることが分かります。

ということで、長寿のチャートではないことが分かりますが、
かといって、いわゆる短命チャートではありません。


死んだ時の運命サイクル

次に、死んだ時の2009年6月25日14時26分を見てみましょう。

まず個人の運命サイクルを表すヴィムショタリ・ダーシャですが、
マハ・ダーシャ(大運)はケートゥです。

アンタル・ダーシャ(中運))がラーフ、
プラティアンタル・ダーシャ(小運)が水星でした。

ちなみにここには掲載していませんが、
極小運がケートゥ、極極小運が、火星です。



このケートゥの時期に、マイケルは死ぬ運命にあったのか、見てみましょう。

基本となる出生チャートを見てみると、ケートゥは、第11室魚座に入っています。



魚座のケートゥはとても良く、また11室に入っていることも
ケートゥにとっては大変良い配置です。

ナヴァムシャ・チャートを見ても同じ魚座にはいっており、
これはバルゴッタマと呼ばれ大変吉兆です。

ただ、実体を持たない星ケートゥやラーフは、
入室する星座の支配星の影響を強く受け、
支配星のように働くと言われています。


マハ・ダーシャのケートゥは、危険な位置にいたKiller

その星は木星で、生来的吉星ですが、第8室と第11室を支配しているので、
パパ・グラハと言われる凶星となります。

それが病気や敵を表す第6室天秤座に入っています。

天秤座の支配星金星は、木星にとって敵の惑星で、
木星にとっては良い配置ではありません。

また、反対側にいる強いマラカの火星からのアスペクトを受けています。

ですから、この木星は、マラカ(Killer)として機能します。

更に問題は、このケートゥの位置です。

魚座の末端にいます。



魚座、蟹座、蠍座の末端は、ラクシャサンディ、
或いはガンダータと呼ばれ、インド占星術では危険な場所と言われています。

この位置は、星座の境界とナクシャトラ(月の27宿)の重なった部分で、
牡羊座、獅子座、射手座の最初の部分も同様に危険な場所となります。

ここに位置している惑星(特に月)は、不吉な影響を与えると言われています。

このケートゥの時期、死(マラカによる)に関係する危険な状況が予測されていたわけです。

そして、アンタル・ダーシャ(中運)は、本来的凶星の予期せぬ出来事、
惨事を暗示するラーフで、マハ・ダーシャのケートゥと併せてみると、
この時期に死が訪れても不思議ではない配置です。


死をもたらすドレッカーナ第8室に入っていた水星サイクルでの死

またプラティアンタル・ダーシャ(小運)は、水星です。


(3分割図、ドレッカナ・チャート、健康や兄弟の幸福など)

水星は皮膚を表す星ですが、ドレッカナ・チャートで第8室に入っています。

ドレッカナ・チャートの第8室は、肉体健康面にとって大変有害で、
死をもたらす部屋と呼ばれています。

そこには獅子座が位置しており、逆行する水星が入座しています。

そこに位置する星は、健康面で特に傷つけられ、
場合によっては死に至らしめられると言われています。

マイケルは、尋常性白斑という皮膚病を患っていたそうですが、
逆行している水星がこの位置にいることや
ナヴァムシャで7、8室の支配星で8室にいる
土星からの3番目のアスペクトの影響と思われます。




そして、まさに死の部屋ドレッカーナの第8室のこの水星の小運期に
肉体健康にとって致命的な出来事が起こったことが分かります。

ちなみに、ジョージ・ハリソンもこのドレッカーナの第8室に水星が入っていて、
水星のマハ・ダーシャの時期に死んでいます。
(J・ハリソンについては改めて取り上げます)


出生チャートには、マイケルの死に方が暗示されている



次に出生チャートの惑星の配置には、マイケルの死に方が暗示されています。

本人を表す上昇星座牡牛座の支配星金星が、
ダンスや芸能を現す3室にいて、
その金星が秘密の部屋12室にいる火星から
アスペクトを受けています。

火星は象位として敵を表す星であると同時に、
7室の支配星なので、マラカつまりKiller(殺し屋)
の意味があります。

ですから、12室の火星は、秘密の敵を表しています。

また、火星には兵器や毒の意味もあります。

金星(マイケル)に対する12室(秘密の場所)からの
火星のアスペクト(攻撃)の意味がはっきりと出ています。

最後に、マイケルの命を奪った時の、極極小ダーシャは、火星でした。






マイケル暗殺説がありますが、特にロシア連邦保安庁(FSB)が、
CIAによる
電磁波攻撃によって殺害されたとする説には信憑性があるように思います。

(ブログRockway Express「マイケル・ジャクソンはCIAに暗殺された?!」、
ウィキペディア参照))

また前述の出生チャートやナヴァムシャ、ドレッカーナの第8室などから
死に方も分かると言われているのですが、
それによると、マイケルの死に方には、
武器による死因の象意が強く出ています。

出生チャートの第8室は射手座は、水、木、武器。

ナヴァムシャの第8室の水瓶座に凶星があると、
武器、トラ、蛇、熱、結核などとなっています。


トランジットの影響

更に死んだ時の トランジット(毎日、毎瞬運行している星)も見てみましょう。


(マイケル死亡時のトランジット、数字は星座を表しています。
1、牡羊座、2、牡牛座、3、双子座と時計回りとは反対に配置。
赤丸の内側が、マイケルの出生チャート、その外側がトランジットの
惑星です。)


火星はマイケルの肉体を表す金星にピッタし90度のフルアスペクト


前述の生来的凶星、火星、土星、ラーフの3つの大凶星は、
本人の肉体を表す上昇星座牡牛座とその支配星である
かに座にいる金星にダイレクトにアスペクトしていました。



火星は牡羊座の24度23分をトランジット、
出生図の火星と非常に近い位置にあります。

出生図の金星はかに座24度0分にいますから、
火星から4室目にあり、
ぴったし90度の凶角でのフルアスペクトを形成。


土星も金星にピッタし270度のフルアスペクト

土星は、獅子座22度14分をトランジット、
出生図の上昇星座牡牛座の上昇点は、23度32分ですから、
こちらも土星から10室目にあり、
ぴったしの270度の凶角でのフルアスペクト。

山羊座にいるラーフは、出生図の上昇星座と
かに座の金星にやはりフルアスペクトしていました。

出生図での火星の位置は、牡羊座28度50分ですから、
出生図の蟹座24度にいる金星は、
元々火星の否定的な影響を強く受けています。

以前に書いたマイケル・ジャクソンのチャート分析でも
詳しく書いていますが、火星の時期に様々な問題、
スキャンダルが起こっています。

インド占星術(ジョーティシュ)の目的の一つに、
未来を知ってまだ来ぬ危険を避ける、ということがあります。

このような星の配置の場合、火曜日に断食したり、
火星に対するヤジニャ(星を支配する神々に対して
感謝の意を表すマントラや供物を捧げて供養を行います。
護摩焚きなど)などを行うことで運命を変えることが可能です。

またマイケルの肉体を表す上昇星座の支配星金星を強める
ダイヤモンドなど(水晶、ホワイトサファイヤなど)を着ければ、
寿命を延ばせ、もっとスムースな人生になっていたはずです。


マイケルよ永遠なれ

我々もマイケルのエンターテイメントを
もっともっと楽しめたはずなのですけど・・・。

残念です。

ニコニコ動画のマイケルの映像、本当に素晴しいエンターテイメント、
不世出のアーティストです。

ダンスが凄いのは言うまでもありませんが、
「ヒール・ザ・ワールド」の映像は、特に泣けます。

マイケルの優しさが、伝わってきます。

地球の平和を心から願っていたんでしょうね。

マイコー!永遠なれ、Love!

(2009年6月28日)

LAXMI JEWELRY

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